サステナビリティ経営 | 中小企業経営者アンケート調査「大同生命サーベイ」 | 大同生命保険
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サステナビリティ経営
中小企業経営者アンケート調査「大同生命サーベイ」

2025年10月度レポート

調査結果のポイント

  • サステナビリティ経営について「名称・内容ともに知っている」と回答した企業は46%と中小企業にも広がりを見せています。ただし、従業員「5人以下」の企業では「名称・内容ともに知っている」が37%と規模の大きな企業と比べ認知度が低いことがわかりました。
  • サステナビリティ経営の具体的な取組みとして、「省エネルギーの推進(53%)」が最も多く、次いで「従業員の健康への配慮(51%)」「資源の利用量削減(50%)」と比較的始めやすいテーマが上位となりました。
  • サステナビリティ経営に取り組んで実際に得られた効果・メリットについては、「コスト削減(光熱水費等)(48%)」が最も多く、次いで「従業員の意識が良い方向に変化(26%)」となりました。

【専門家意見】柴本 昌彦
[神戸大学 経済経営研究所 教授]

「サステナビリティ経営」という言葉は広まりつつありますが、小規模の中小企業では、日々の経営に追われ、「メリットがよく分からない」「言葉の印象が難しそうで、何から始めればよいのか分からない」といった理由で、取組みに躊躇している経営者も少なくありません。

しかし、サステナビリティ経営とは難しいことではありません。長期的な視点で、5、10年先に自社の価値を高め、社会から必要とされる企業になるために「何をすべきか」を考えることです。取組みは身近なことからで十分です。たとえば、地元密着企業なら「地域との関係や貢献」をどう強化するか、また、小規模企業でもペーパーレス化や省エネなど、日常業務の中でできることから始められます。行政や業界団体、同業者の支援も大きな助けになります。

まずは「サステナビリティ経営とは何か」を理解することから一歩を踏み出してみましょう。

景況感

現在の業況と将来の見通し

2020年3月は新型コロナウイルス感染拡大の影響を踏まえ調査を中止しました。