トップメッセージ | サステナビリティ | 大同生命保険
このページの本文へ移動

メニュー

トップメッセージ

「中小企業で働く方とそのご家族のウェルビーイングが実現する社会」の創造を目指します。

代表取締役社長 北原 睦朗

当社の礎を築いた大阪の豪商「加島屋」は、精米業、両替商などを営みながら、やがて生命保険事業に参画します。加島屋の経営陣がすべての事業において大切にしていたのが「三方よし」の考え方でした。

三方よしとは、「買い手よし(諸藩の満足)」「売り手よし(加島屋の満足)」「世間よし(地域社会への貢献)」がバランスよく成り立っている状況を指し、三方よしを実現することで、事業に関係するすべての方々からの信頼を得ることができ、結果として後から利益がついてくる、という強い信念が加島屋にはありました。

また、広岡浅子をはじめ、生命保険の社会的意義をいち早く理解した加島屋の経営陣は、「社会の救済」と「人々の生活の安定」という想いを託し、生命保険事業に参画しました。

このような考えのもと、当社は創業以来、保険商品・サービスを通じてお客さまに安心を提供してきたほか、社会性・公共性の高い資産運用、障がい者スポーツへの協賛や各種募金・寄付活動など、社会と調和した事業に一貫して取り組んできました。

足元では、2015年に国際連合「持続可能な開発のための2030アジェンダ/SDGs」、およびCOP21「パリ協定」が採択されたことを大きな転機として、カーボンニュートラルへの対応や人権デューデリジェンス等、サステナビリティを巡る企業への期待は格段に高まっており、環境や社会への配慮を経営や事業に取り込む「サステナビリティ経営」は、大企業だけではなく中小企業にとっても大きな経営課題となりつつあります。

そのような状況を踏まえ、当社が目指すサステナブル企業像を打ち出し、社会からの期待に応えていくため、2023年3月に「サステナビリティ推進計画」を策定しました。

半世紀にわたり中小企業とともに歩みを進めてきた当社が、企業理念「想う心とつながる力で 中小企業とともに 未来を創る」の実践を通じて、「中小企業で働く方とそのご家族のウェルビーイングが実現する社会」の創造に貢献し、サステナビリティ経営の先進企業になることを目指します。

これまでの歴史を紡いできた先人たちが大切にしてきた“創業時の想い”をしっかりと受け継ぎ、全社一丸となって「サステナブルな社会の実現」に取り組んでまいります。

2023年8月
代表取締役社長

北原 睦朗