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投融資活動を通じた社会への貢献

ESG投資を通じた持続可能な社会発展への貢献

ESG投資に対する基本的な考え方

当社は、生命保険業が社会性・公共性の高い事業であることを踏まえ、機関投資家としての社会的責任を果たし、投融資活動を通じて持続可能な社会の実現に貢献することが、最も基本的な責務のひとつと考えています。
これに加え、2016年11月に署名した「責任投資原則(PRI)」の考え方や、持続可能な開発目標である「SDGs」の実現なども考慮し、環境・社会・企業統治(Environment, Social and Governance)の課題を考慮する「ESG投資」に積極的に取り組んでいます。
また、T&D保険グループの中核会社として、「T&D保険グループESG投資方針」(2021年4月公表)に基づいたESG投資の取組みを推進することにより、長期安定的な収益の確保と持続可能な社会の実現への貢献の両立を目指してまいります。

SDGs(持続可能な開発目標)は、2015年9月の国連サミットで採択された、2016年から2030年の15年間で持続可能な発展のために解決を図るべき国際社会の目標です。17の個別目標と169のターゲットから構成されます。

T&D保険グループESG投資方針(外部サイトへ移動します。)

主なESG投資の手法と取組事例

当社は、資産ごとの特性も考慮しつつ、ESG課題を考慮した投融資判断や、ESG課題に関する投融資先との建設的な対話の実施など、さまざまなESG投資手法に取り組んでいます。
各資産の運用プロセスへのESG要素の組み込みを通じて、当社は、中長期的な視点での資産運用収益の拡大とともに、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。

ESGを考慮した資産運用のサイクル

ESGを考慮した資産運用のサイクル

これまでの主な取組事例

ESGテーマ型投融資

ESGテーマ型投融資は、気候変動などの長期的な課題の解決を進める企業・プロジェクトに対して、安定した資金供給を行うことで、収益性の確保と社会課題の解決の両立ができるものと考えております。
当社はこれまで、グリーンボンド・ソーシャルボンドなどのESG債や、再生可能エネルギー発電事業などのインフラプロジェクト向け投融資などに取り組んでおり、2023年9月末時点での累計投資額は約5,700億円となります。

環境問題の解決に資する「グリーンボンド」への投資

環境問題の解決に資する事業等への資金提供を目的に、東京都が発行する「グリーンボンド」に投資しました。本債券により調達された資金は、同都が推進する「スマートエネルギー都市づくり」「気候変動への適応」等の環境対策事業に活用されます。

SDGsの目標への対応

  • 11 住み続けられるまちづくりを持続可能な
    街づくり
  • 13 気候変動に具体的な対策を気候変動対策

写真提供:東京都

社会インフラ整備などに貢献する「ソーシャルボンド」への投資

開発途上地域の経済・社会開発に向けた資金供与等の政府開発援助(ODA)を実施する政府系機関である国際協力機構(JICA)が発行する「ソーシャルボンド」(社会貢献債)に投資しました。調達資金は、主に開発途上地域におけるインフラ整備・雇用創出支援等の事業に活用されます。

SDGsの目標への対応

  • 1 貧困をなくそう貧困撲滅
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろうインフラ整備・
    イノベーション

写真提供:国際協力機構

「再生可能エネルギー発電事業」への投融資

クリーンエネルギーを提供する国内の太陽光発電事業への投融資を行いました。
当取組を通じ、地球温暖化対策の推進やエネルギー自給率の向上に貢献しています。

SDGsの目標への対応

  • 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに持続可能な
    エネルギー
  • 13 気候変動に具体的な対策を気候変動対策

瀬戸内Kirei太陽光発電所
写真提供:瀬戸内Kirei未来創り合同会社

環境・社会課題の改善(インパクト創出)を目指す投融資

環境・社会課題の改善と経済的リターン達成を目的に、東京センチュリー株式会社を借入人とする「サステナビリティ・リンク・ローン」への融資を行いました。
当取組を通じ、同社が掲げる経営理念に沿って設定された、CO2排出量の削減やDX推進による技術革新といった目標の達成を促進し、環境・社会的問題の改善を目指しています。

貸付先企業が設定するサステナビリティ・パフォーマンス目標の達成状況によって、金利などの融資条件が変動する貸付。貸付先企業の行動変容を促し、環境・社会面における持続可能な経済活動を促進・支援することを目標としている。

SDGsの目標への対応

  • 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに持続可能な
    エネルギー
  • 9 産業と技術革新の基盤をつくろうインフラ整備・
    イノベーション
  • 13 気候変動に具体的な対策を気候変動対策

ESGインテグレーション

当社は、ESG要素を考慮のうえ、銘柄・案件を選別していくことが、資産運用収益の向上・安定に向けて大変重要と考えており、企業評価・投資判断プロセスにESG要素を、組み込む「ESGインテグレーション」を推進しています。
社債・株式の運用において、ESG情報を活用した企業評価・銘柄へのESG評価の反映状況を確認し、選択などを実施しているほか、外部運用会社への運用委託を行う資産については、運用プロセス委託先の選定において考慮しております。
保有不動産においては、省エネルギー設備の導入や、建物環境認証の取得など脱炭素・低環境負荷への対応や社会貢献等に向けた取り組みを推進しています。

持続可能な社会形成に貢献する企業への投資
  • 「T&D日本株式ESGリサーチファンド」への投資
    環境負荷の低減や健全な社会の実現に資する企業を支援するため、T&Dアセットマネジメント株式会社が設定・運用する「T&D日本株式ESGリサーチファンド」へ投資しました。当ファンドは、非財務情報が企業価値に与える影響に着目し、投資プロセスにESGの要素・課題を取り込むことで、中長期的に市場平均を上回る投資リターンの獲得を目指すと同時に、持続可能な社会形成に貢献するものです。
  • 「欧州ESG社債運用ファンド」への投資
    T&Dアセットマネジメント株式会社が運用を受託するファンド「T&D Funds-Euro ESG Bond Fund」へ投資しました。
    当ファンドは、主に欧州の企業が発行するユーロ建債券の中から、ESG評価が一定の水準を満たすとともに、ファンダメンタル分析から相応の信用力を有すると判断される企業に投資します。当ファンドへの投資を通じて資産運用収益の向上・安定を図るとともに、ESG評価が高い企業の債券に投資することで、持続可能な社会形成に貢献します。
保有ビルにおける地球環境・地域社会への貢献

エネルギー効率の高い機器(空調等)の導入を進める等、省エネルギー化を推進しており、大同生命札幌ビル(2020年3月竣工)では、環境に配慮した建物として、以下の認証を取得しています。

  • 建築物環境配慮制度「CASBEE札幌※1」において、高い環境性能を示すAランク
  • 「DBJ Green Building認証※2」において、極めて優れた環境・社会への配慮がなされた建物に付与される4つ星認証

※1札幌市が定める建築物の環境性能を評価し格付けする制度です。

※2環境・社会への配慮がなされた不動産を支援するために、日本政策投資銀行(DBJ)が創設した認証制度です。

札幌ビルの2階には市民が集い憩える場所として樹木を配した開放感のあるラウンジ(「icoi Lounge(イコイ ラウンジ)」)を設けており、災害時には、帰宅困難者等の一時的な受入場所として提供予定です。
また、札幌ビルを含め一部のビルでは、公開空地の設置等による憩いの場の提供を通じ、地域に貢献しています。

SDGsの目標への対応

  • 7 エネルギーをみんなにそしてクリーンに持続可能な
    エネルギー
  • 11 住み続けられるまちづくりを持続可能な
    街づくり

大同生命札幌ビル 外観

大同生命札幌ビル
icoi Lounge(イコイ ラウンジ)

エンゲージメント

責任ある機関投資家として、対話や議決権行使等を通じ、株式や債券の投資先企業の中長期的な成長を促すことが、受託者責任の観点から重要と考えています。
特に、企業業績などの財務情報に加え、ESG課題などの非財務情報を焦点とした対話の重要性を認識し、積極的にエンゲージメント活動を行っています。

日本版スチュワードシップ・コードへの対応について

ネガティブ・スクリーニング

生命保険事業の公共性に鑑み、ESGの面から好ましくない活動を行う企業・事業を投資対象から除外する「ネガティブ・スクリーニング」の枠組みを、全資産を対象に適用しています。

<ネガティブ・スクリーニングの主な対象>

  • クラスター弾、生物兵器、化学兵器、対人地雷等の非人道的な兵器を製造している企業への投融資
  • 石炭火力発電事業、石炭採掘事業、オイルサンド採掘事業、北極圏野生生物国家保護区での石油・ガス採掘事業への新規投融資